巨人・田中将大がっくり「今日はちょっとネガティブなことしか出ない」「かなり迷惑かけた」

2025年4月17日(木)22時23分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人1—9DeNA(2025年4月17日 東京D)

 巨人の田中将大投手(36)は17日に出場選手登録され、同日のDeNA戦で今季2度目の先発登板。楽天から移籍後、本拠・東京ドームでの公式戦初マウンドとなったが、2回7安打6失点KOされて移籍後初黒星を喫した。今後は当初の予定通り、一度抹消となる見込み。

 初回に梶原、三森と1、2番の連打から牧の適時打と佐野の犠飛で2点先制を許すと、2回には三森、度会、牧の3者連続適時打で4失点。2回を6失点で投げ終えてベンチに戻ると、阿部慎之助監督(46)から肩を叩かれてねぎらわれ、無念の降板となった。

 打線もふるわず、1—9での敗戦となった試合後には「ちょっと今日はちょっと、ネガティブなことしか出ないんで、もうちょっとなかなか難しいですけど、やはりチームいい流れできていたなかで、自分としてもやはり長い準備期間があったなかで、2イニングでマウンド降りる形になってしまって、かなり迷惑かけたなというふうにも思いますし。そうですね。そこはやっぱり一番ですかね、はい」と重い口を開いた。

 「全体的にやっぱ、でもやっぱコントロールですよね。そこはやっぱり自分のこう、思うように投げられていないっていうところが現状としてあって。で、そこをやっぱりこう、もう少しこう思うように、やっぱりこうボールを操れるようにしないといけないっていうところで、こう、何をしなければいけないのかっていうところを、当然自分でこういろいろ探りながらやってきて今日迎えたわけですけど、でも、これでも今日は自分が思い描いたような感じでボールを操れなかったんで、そこは引き続き、良くなって、良くしていくために、チャレンジし続けないといけないかなというふうには思います」

 巨人デビュー戦となった3日の中日戦(バンテリンD)では最速149キロをマークして5回5安打1失点と粘投し、楽天時代の2023年8月26日ソフトバンク戦(楽天モバイル)以来586日ぶりとなる日米通算198勝目をマークした。

 翌4日に出場選手登録抹消となり、中13日で満を持して臨んだこの日のマウンド。「それは関係ないですね。はい」と登板間隔が空いたことを言い訳はしなかったマー君。

 NPBにおける先発2回以下降板はプロデビュー戦だった2007年3月29日ソフトバンク戦(ヤフーD)の1回2/3、6失点と12年7月29日西武戦(Kスタ宮城)の2回5失点以来13年ぶり3度目の屈辱となった。

スポーツニッポン

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