【ラグビー】日本代表SH斎藤、スター選手と6年ぶり再会 元ウェールズ代表SOも驚き「まさか...夢にも」
2025年4月17日(木)17時4分 スポーツニッポン
ラグビー・フランス1部トゥールーズの日本代表SH斎藤直人(27)が約6年ぶりにスター選手と再会した。
トゥーロンの元ウェールズ代表SOダン・ビガー(35)が16日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、斎藤とのツーショット2枚を投稿。1枚目に19年W杯日本大会、2枚目は13日の欧州チャンピオンズカップ準々決勝で対戦した際に撮影した写真を並べた。
文章では「東京からトゥーロンへ」と題し、「この若者がW杯開催中の日本でセルフィーを撮ろうと私に近づいてきた時は、まさか6年後にトゥーロンで再会することになるとは夢にも思ってなかった」と感慨深くつづった。
ビガーはウェールズ代表112キャップを誇る。W杯は15年から3大会連続出場で、日本開催だった19年大会も出場。全英・アイルランド代表ライオンズにも2度選出されているスター選手だ。
6年前、斎藤はまだ大学生。早大の主将として、日本代表予備軍「ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)」に名を連ねながら将来の代表入りを目指し鍛錬していた時期だ。自国開催のW杯で活躍する世界各国の選手たちを「いちファンとして」テレビ越しに目に焼き付けていた。
当時大学4年だった斎藤も23年には日本代表としてW杯に出場し、今ではフランス1部の強豪トゥールーズで活躍している。ビガーは「今回は彼がプロ選手として対戦相手のトゥールーズでプレーしている」と記した。
7日には今季限りでの現役引退を発表したビガー。楕円(だえん)球がもたらした縁を「ラグビーには、世界をつなげる素晴らしい力があります」と記し、最後は「Ganbattene, tomoyo(がんばってね、ともよ)」とエールを送った。