土曜の注目激走馬3選…ダート替わりで一変したロードカナロア産駒に初勝利脱出のチャンス到来
2025年4月19日(土)7時30分 スポーツ報知
高杉吏麒騎手
★阪神2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ヴリトラハン
昨年7月に芝でデビューしたロードカナロア産駒。芝では頭打ちの状態だったが、3か月の休養を挟んだ前走は初めてのダート投入で0秒3差の4着と走りが一変した。
その前走は発馬こそひと息で中団後ろからの追走になったが、外に出した直線で一気に加速。前が止まらない流れでも見せ場十分の上位争いに加わった。
「上位騎手騎乗」と「近走頭数から期待大」が激走馬に挙がった要因で、厩舎指数はダントツの首位。バイタルジョッキーに選ばれた高杉吏麒騎手の継続騎乗で前進が見込める。
★中山6R・3歳1勝クラスの馬トク激走馬=シェーンシュティア
ブリックスアンドモルタル産駒のデビュー戦は昨年11月の東京で3着。中山に替わった年明けの2戦目は最速の上がりで勝ち上がり、レースぶりも一変する内容だった。
スローペースで逃げ馬が2着に残る展開を中団から追走したが、4角手前では内から外へ早めに進路をチェンジ。11秒台で推移した上がりを楽々と差し切ってみせた。
今回は「距離変化で好転」と「前走頭数から期待大」の2点が激走馬に挙げられた要因で、厩舎指数や仕上指数など軒並み数値が高い点も後押しになっている。
★福島12R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ルージュレベッカ
昨夏の函館で新馬Ⅴを飾ったキズナ産駒だが、その後は8連敗。2走前は初めての砂投入でも結果が出ず1勝クラスでは掲示板に入るのもひと苦労しているレベルだ。
前走は9着でもラストはしっかり脚を使えているうえに、1週前の栗東・坂路で自己ベストの50秒8をマークするなど調教の動きが一変したのは激変のサインかもしれない。
激走馬の要因としては「このレースに向く体形」と「好枠引き期待大」の2点。福島初見参でも古川吉洋騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も見逃せない。