【大学野球】明大・戸塚俊美監督が初采配で白星「ホッとしました。選手に感謝」東大に2-0で勝ちきる
2025年4月19日(土)13時2分 スポーツ報知
リーグ戦初采配を白星で飾った明大・戸塚俊美監督。左は毛利海大投手、右は田上夏衣外野手
◆東京六大学野球春季リーグ戦第2週第1日▽明大2—0東大(19日・神宮)
今春から指揮を執る明大の戸塚俊美監督(60)が初采配を勝利で飾った。
先発起用した最速150キロ左腕・毛利海大(4年=福岡大大濠)が6回1安打無失点、9奪三振の快投。打線は東大のサブマリン・渡辺向輝(4年=海城)に手こずったが、3回にはリーグ戦初出場となる田上夏衣外野手(2年=広陵)が先制の中前打を放ち、4回にも光弘帆高内野手(3年=履正社)の中越え適時打で加点し、逃げ切った。
戸塚監督は「ホッとしました。選手に感謝です。渡辺君はいい投手なので、きょうのようなゲーム展開はイメージしていた。毛利が先発の役割を果たしてくれたのが大きい。接戦を予想していたので、結果的に0に抑えたのは素晴らしい」とたたえた。
理想のチーム作りに「バッテリーを中心に失点を最小限に抑え、少ないチャンスをモノにできるチームを作っていきたい」と指揮官。初夏の陽気が漂う中、まずは第一歩を記した。(加藤 弘士)