阪神・中野 18日途中交代も心配無用の1安打 3失策木浪へ「内野手でもう一回盛り上げる」
2025年4月19日（土）19時17分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神0-3広島（2025年4月19日 甲子園）
阪神・中野拓夢内野手が19日、定位置の「2番・二塁」でフル出場し、6回2死無走者から中前打をマークした。2ストライクから、見逃せばボールかという低めのツーシームに反応した。
「8番・二塁」で先発した18日は、2回の打席で右ふくらはぎに自打球を当て途中交代。欠場も心配された一戦で、攻守に存在感を見せた。
「ああいう（自打球の）打席から、踏み込めなくなったりとか、（打撃が）崩れてしまうことはある。きょうは（打席で）しっかり踏み込んでいこうと思った」
首位攻防の3連戦で悔しい連敗。それでも必死に前を向き「重く考える必要はない。みんなで助け合っていく」とうなずいた。悪夢の3失策を犯した二遊間コンビ・木浪聖也内野手を思いやる一幕もあった。
「（試合中に）何て声を掛けたらいいかな…というところはあった。同じ内野手として凄く気持ちもわかる。内野手でもう一回（木浪を）盛り上げたい」
選手会長としての責任感をにじませ、クラブハウスへと引き揚げた。
