【高校野球】明石商の石原大暉投手に巨人など8球団のスカウトが集結「伸びしろ十分」4回無失点
2025年4月20日(日)16時36分 スポーツ報知
4回を無失点に抑えた明石商・石原(カメラ・瀬川 楓花)
◆春季兵庫県大会 ▽2回戦 明石商1—0神港学園(20日・明石トーカロ)
昨夏準Vの明石商が、神港学園との接戦を制した。プロ注目の最速141キロ左腕・石原大暉(3年)が先発し、4回4安打無失点。毎回走者を出す展開に反省しつつ、「0に抑えるのは自分の強み。しっかり抑えることができたので、結果はますまず」と振り返った。
石原は1年秋からベンチ入りし、昨夏も育英との5回戦で登板した。しかし、同秋に肘を痛め、今年1月半ばにようやく復帰。狭間善徳監督は「まだまだもっと(球が)来る、能力は高いから」と、期待をかける。ネット裏では8球団のスカウトが視察。巨人・岸スカウトは「角度のあるストレートとフォークがすごく魅力。身体の力がある、伸びしろ十分」と評価した。
打線は5回に一死満塁を作り、岩崎凌真二塁手(2年)の二ゴロの間に先制。2番手で登板した横山康瑛投手(3年)が、5回3安打でこの1点を守り切った。