鹿島FWチャヴリッチ「自信につながるよ」ついにお目覚め圧巻1ゴール1アシスト レオセアラ不在も躍動
2025年4月20日(日)18時20分 スポーツ報知
後半5分、鹿島・ チャヴリッチ(右)が同点ゴールを決めガッツポーズ(カメラ・朝田 秀司)
◆明治安田J1リーグ▽第11節 岡山1—2鹿島(20日・JFEス)
鹿島は岡山に2—1で逆転勝利し、リーグ戦の連敗を3で止めた。この日が51歳の誕生日だった鬼木達監督は、監督キャリア初の“バースデー勝利”を飾った。
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鹿島FWチャヴリッチが1ゴール1アシストをマークし、勝利の立役者となった。
0—1で迎えた後半5分、右サイドからDF津久井佳祐がシュート性の鋭いクロス(本人いわくシュート)。ボールスピードは速かったが、チャヴリッチが「ここで欲しいなってポイントに来た」と高い技術を発揮し、ワンタッチでゴールに流し込んだ。待望の今季初ゴールとなった。
1—1の後半28分にはMF舩橋佑のスルーパスに抜け出し、シュートフェイントで相手DFに尻餅をつかせ、そのままフリーのMFターレスブレーネルに横パス。ターレスが落ち着いてネットを揺らし、チャヴリッチにはアシストポイントがついた。
殊勲のヒーローは「まずはチームとして勝てたことが1番。ここ数試合はできていなかった球際や攻守の切り替えのところが徹底できていたし、そこを90分続けたことによって勝てたと思っている」と笑顔。FWレオセアラが負傷欠場となる中で結果を示し、待望の今季初得点には「自信につながるよ」と胸を張った。