決勝ゴール直後に…鹿島MF知念慶、勢い余って相手のお尻に顔から激突 執念の低空ダイビングヘッド
2025年4月25日(金)22時39分 スポーツ報知
後半9分、ヘディングシュートで先制点を決めた鹿島・知念慶(中央)は勢いそのままに名古屋・森島司(右から3人目)に顔面から激突(カメラ・山崎 賢人)
◆明治安田J1リーグ▽第12節 鹿島1—0名古屋(25日・カシマ)
鹿島が名古屋を1—0で下し、Jクラブで最速となるJ1リーグ戦600勝を達成した。
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決勝点の場面は、知念の執念が実った。0—0の後半9分、左からのFKをDF植田直通が中へ折り返し。密集地帯の中で、元FW知念の嗅覚が働いた。
なりふり構わず頭からボールに突っ込み、低空ダイビングヘッドでネットを揺らした。しかしそのまま勢い余って相手DFのお尻と顔面が激突。痛みでしばらく立ち上がれず、顔をしかめながら渾身のガッツポーズを繰り出した。
知念は「歴史あるクラブでプレーしているプレッシャーもあるが、歴代の選手たちに恥じないように、これからもプレーしていきたい」と600勝目を誇った。