森保一監督 欧州5大リーグでの2桁得点に近づく選手が増え「世界で戦う、勝っていく可能性を上げてくれる」
2025年4月20日(日)17時56分 スポーツ報知
試合を視察する森保一監督(カメラ・中島 傑)
◆明治安田J1リーグ ▽第11節 横浜FC1—1G大阪(20日・ニッパツ)
日本代表の森保一監督が、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜FC—G大阪戦の視察後に報道陣の取材に応じ、欧州5大リーグでの日本人選手の活躍に言及した。
19日は、ブライトンのMF三笘薫がイングランド・プレミアリーグでの自身最多となる8点目、ドイツ1部フライブルクの同MF堂安律が今季9点目、同キールのFW町野修斗が今季8点目を決めるなど、欧州5大リーグの各地で日本人選手が活躍した。
12日にはSランスのMF中村敬斗がフランス1部で日本人初となる2桁得点を記録。中村以前は欧州5大リーグで2桁得点を記録した選手は4人しかいなかったが、2桁得点に迫る選手が増えた現状に森保監督も「日本サッカーの発展やレベルアップという意味では、選手たちが世界の舞台で、その中でも評価の高い5大リーグで結果を出しているのは非常に素晴らしいこと。我々日本代表としても、世界で戦う、勝っていく可能性を上げてくれる結果とレベルアップかなとは思います」と目を細めた。
森保監督はその後、今後の選手選考についても言及。「基本的には国内も海外も全体的に試合と選手を見ていくことはやっていきたい」とした上で、「5大リーグにより選手たちがチャレンジしてくれて、チャンピオンズリーグや国内のリーグで優勝を争えるようなチームに行ってくれることが日常のレベルアップとなり、日本代表にも還元してもらえることになると思いますので、常に上を目指してほしいなとは思います。世界の超一流が集まっているとされる舞台に日本人の選手がより多く集まって、そこで力を発揮するのはもちろん見ていきたい。もちろんあまりにもコンディションが悪いとなると代表招集させてもらえないかとは思いますけど、でも高いところに挑戦しなくて、試合に出るだけでいいということで選びたくはない。基本的なところですけど、選手たちにはより高みを目指してチャレンジをしてほしいなと。その中で招集は基本的には考えていきたいなと思っています」と一つの基準を示した。