関西外国語大がサヨナラ勝ち 劇打の鴻谷「食らいつきました」
2025年4月20日(日)12時49分 スポーツニッポン
◇阪神大学野球春季リーグ第3節2回戦 関西外国語大4—3大阪体育大(2025年4月20日 GOSANDO南港野球場)
関西外国語大がサヨナラ勝ちで今季5勝目を挙げ、ポイントを15に伸ばした。
3—3で迎えた9回裏1死満塁で4番・鴻谷一翔(3年=初芝立命館)が態勢を崩しながらもしぶとく中前に運んで決めた。
「とりあえずバットに当てればと思って食らいつきました。守備で迷惑をかけていたので打つしかないと思っていました。4番としてここは決めると」
目の前で3番・赤松純弥(2年=天理)が申告経験された。この試合4打数4安打と当たっていたからだったが、4番のハートに火が付いたのは間違いなかった。
西浦敏彦監督は「最後は鴻谷に任せていました。あの子だけ1年生の時からクリーンアップを外したことがないくらい信用してますから」と、迷いなく打席に送り出したことを明かした。
昨秋の1部から2シーズン目の快進撃。西浦監督は「本当にたまたまですよ。これからも1戦1戦戦って行くだけです」と、優勝争いにも謙虚な姿勢を崩さなかった。