金子拓郎の移籍手掛けた広島OBがディナモ・ザグレブ幹部に。日本人選手獲得は?

2025年4月21日(月)15時32分 FOOTBALL TRIBE

金子拓郎 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島OBのダリオ・ダバツ氏は4月18日、クロアチア1部ディナモ・ザグレブのスポーツディレクター(SD)に就任。同クラブは2024年までMF金子拓郎とDF荻原拓也(いずれも現浦和レッズ)を擁していたほか、過去に日本代表FW浅野拓磨(現RCDマジョルカ)の獲得に動いた可能性も報じられるなど、日本サッカー界との繋がりが深い。


 ディナモは2023/24シーズンにクロアチア1部リーグで優勝した後、北海道コンサドーレ札幌から金子の完全獲得を試みたが、クラブ間交渉破談により放出。荻原は度重なるコンディション不良の影響もあり、出場機会を得られず、2025年1月に期限付き移籍期間満了により浦和へ復帰している。


 現在、日本人選手不在の中、リーグ戦30試合を終えて3位につけているディナモだが、同クラブでスカウトを務めていたダバツ氏のSD就任を4月18日に公式発表。また、ズヴォニミール・ボバン氏が6月に最高経営責任者に就任することも決まっているという。


 ダバツ氏はかつて2006年8月から2008年5月までミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと広島でプレー。引退後はイストラSDとしてFW原大智(現京都サンガ)のクロアチア移籍を手掛けたほか、HNKシベニクSD時代にはMF新井晴樹(現サガン鳥栖)の獲得に成功している。


 以前から“日本通”として知られているだけに、ダバツ氏のSD就任により、ディナモが日本人選手獲得に動く可能性も。現地メディア『Sportskenovosti』が2023年、金子獲得の背景に同氏からの推薦があったことを伝えていた。


 ただ一方で、現地ではディナモの補強計画にボバン氏の意向が反映されるとの見方も。荻原をはじめ外国籍選手の獲得が失敗に終わった例も多いだけに、日本人選手獲得に対する慎重論もあるという。 

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