【フローラS・理貴の特注馬】スピードとスタミナを併せ持つルクスジニア 開幕週の馬場も味方に重賞初挑戦Vへ

2025年4月21日(月)11時40分 スポーツ報知

ルクスジニア

◆第60回フローラS・G2(4月27日、東京競馬場・芝2000メートル=2着馬までにオークスの優先出走権)

 ルクスジニア(牝3歳、栗東・平田修厩舎、父キズナ)の重賞初挑戦Vに期待したい。前走の君子蘭賞(1勝クラス)の勝ちっぷりが強かった。

 スタートを決めて行き脚の速さを見せ、何なくハナを奪うとマイペースを刻んだ。前半1000メートル通過が59秒5のスローペースに落とし込むと、最後まで主導権を譲らず鮮やかに逃げ切った。残り100メートルで後続が脚を伸ばしてくると、そこからさらに加速。しぶとい二枚腰を発揮し、初の9ハロン戦に何なく対応してみせた。先手を取り切れるスピード、直線でも長くいい脚を使えるスタミナは大きな武器だ。

 4月17日の1週前追い切りは、ここまで全6戦で手綱を執る池添謙一騎手が騎乗。単走で長めに追われ、伸びやかなフットワークで6ハロン81秒8(7ハロン98秒8)—11秒1をマークした。気合をつけられてからは推進力にあふれる走り。態勢は整っている。

 東京は初だが、中京で2着があるように回りの左右は問わない。2000メートルも前走の内容から対応可能で、開幕週の馬場も味方となるはず。楽しみな一頭だ。(山本 理貴)

スポーツ報知

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