箱根駅伝優勝の青学大前主将の田中悠登アナらが故郷の福井・越前市のスポーツ応援プロジェクトに参加
2025年4月21日(月)6時0分 スポーツ報知
福井・越前市出身のアスリートによるスポーツ応援プロジェクトの発足式に参加した山田市長(左から3人目)、田中アナウンサー(右端)らは満面の笑みを見せた(提供写真)
福井・越前市出身のアスリートによるスポーツ応援プロジェクト「e☆SPARKLE(いーすぱーくる)」の発足式が20日、同市のアイシンスポーツアリーナで開催された。
フェンシングの佐藤希望、ビーチバレーボールの村上めぐみ、自転車の中島康晴、陸上の野村有香、今年1月の第101回箱根駅伝2年連続8度目の優勝を果たした青学大の前主将で現在は福井放送の田中悠登アナウンサーが集結。チームキャプテンの佐藤は「競技での経験や地元への感謝を、次の世代や地域へのエネルギーに変えていきたい」と力強く意気込みを明かした。プロジェクトの「監督」には山田賢一市長が就任。「競技の経験を未来に生かしてほしい。行政も全力で応援します」と全面的なバックアップを約束した。
発足式では越前市内の中学生と「学生取材タイム」で交流。「苦しいとき、どうやって乗り越えましたか?」という質問に、田中アナウンサーは「大学4年生のときは、けがが続いて本当に辛かったけど、母に電話したり、越前そばなど福井の食べ物に元気をもらって、心を支えてもらいました。地元の空気は、本当にパワーをくれるんです」と快活に答え、発足式を盛り上げた。