大谷翔平、日本ハム時代の同僚右腕から四球で“パパ初出塁” 一発期待の敵地からはブーイングも…先取点演出

2025年4月21日(月)5時42分 スポーツ報知

◆米大リーグ レンジャーズ—ドジャース(20日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、敵地・レンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1子となる女児の誕生後の復帰初戦で、0—0の8回無死一塁で迎えた第4打席は日本ハム時代の同僚、C・マーティン投手(38)から四球を選び“パパ初出塁”とした。

 大谷の一発を期待していた球場のファンからはブーイングが起きたが、その後1死一、三塁から3番・フリーマンの左犠飛でド軍が先取点を奪った。

 レ軍先発はT・マーレ投手(30)だった。今季はこの日まで4試合で3勝0敗、防御率0・92の難敵だ。大谷はエンゼルス時代の19、22年に対戦し、通算6打数1安打2三振の打率1割6分7厘。3年ぶりの対戦で、パパ初打席、初回先頭の第1打席では二ゴロ、3回1死一塁の第2打席ではパパ初三振となる空振り三振。5回2死では一ゴロに倒れていたが、ロバーツ監督の“予言”通り、普段以上のパワーを発揮できるか注目が集まる。

 この日の試合前、バーンズに「パパショーヘイ!」と声をかけられるなどクラブハウスで祝福の嵐だった大谷について、指揮官は「無事に戻ってきてくれて良かったし、健康な赤ちゃんが生まれたことが何よりもうれしい。『父親リスト』(からの復帰)は通常3日間とされているが、赤ちゃんの健康を確認してすぐにチームに戻ったことは彼の私生活と仕事を両立させる能力を物語っていると思う」。さらに「『父の力』は実在する。翔平の打球の強さは見ての通りだが、父親になったことで前例がないような、120マイル(約193・1キロ)の打球速度が出るかもしれない(笑)」と話していた。

 真美子夫人(28)の出産立ち会いのため、18日(同19日)から産休制度「父親リスト」入りしていた大谷だが、19日(同20日)の試合開始3分前だった。自身のインスタグラムで真美子夫人が第1子となる女児を出産したことを発表し、赤ちゃんの両足に夫婦とみられる手を添えた“3ショット”を公開。英文で「Welcome to the Ohtani Family!(大谷ファミリーへようこそ!)」と記し、「愛する妻が健康で美しい娘を産んでくれたことに心から感謝しています。娘よ、私たちをとても緊張させながらも、最高に幸せな親にしてくれてありがとう」などと人生最大級の喜びを表現していた。

 今カードは今季初欠場を含め、ド軍移籍後初めて2試合連続で試合に出場しなかったが、ロサンゼルスから19日(同20日)夜にテキサス入り。この日復帰登録されるという弾丸日程だが、笑顔があふれるほどの幸せオーラ全開で帰ってきた。いきなり“パパ1号”は生まれるだろうか。

スポーツ報知

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