18歳バド界の新星・宮崎友花「日本を背負って」 27日開幕の国・地域別対抗戦で“社会人”デビューへ
2025年4月25日(金)4時45分 スポーツニッポン
男女混合の団体で争うバドミントンの国・地域別対抗戦、スディルマン杯(27日〜5月4日)に出場する日本代表が24日、成田空港から中国・福建省アモイに出発した。初出場する女子シングルスの宮崎友花(18=ACT SAIKYO)は「男女混合の団体戦は初めて。日本を背負ってしっかりと戦いたい」と静かな口調に決意をにじませた。
大阪市出身の18歳は、山口・柳井商工高3年時の昨年12月の全日本総合選手権で初優勝を飾ったバドミントン界のニューヒロイン。3月に同校を卒業し、今月1日から正式に実業団チームに加入した。耳元には小ぶりのピアスがキラリ。卒業後に開けたと明かし、「テンションが上がる」と初々しく笑った。
3月の全英オープンではベスト8入り。そして今回、2年に1度の舞台で“社会人”としてのデビューを果たす。過去18度の開催で日本の最高成績は2位。「しっかり優勝するという気持ちを持って、先輩たちとコミュニケーションを取りながら頑張りたい」。新星が、念願の初タイトルへの原動力となる。