上三川ボーイズ、最速132キロ右腕・古口諒が快投 山口侑正がサヨナラ打…関東ボーイズリーグ大会

2025年4月26日(土)7時30分 スポーツ報知

サヨナラ打を放ち笑顔の山口(左から2人目)はナインの祝福を受ける

◆メニコン杯第28回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会 ▽2回戦 上三川ボーイズ(栃木)9—1春日部ボーイズ(埼玉東)=5回コールド= ▽3回戦 上三川ボーイズ2x—1釜石ボーイズ(東北中央)=延長8回タイブレーク=(4月20日・春日部ボーイズグラウンド)

 中学生の部で東北・関東甲信越の177チームが参加する最大規模のトーナメントのメニコン杯第28回関東ボーイズリーグ大会は雨天のため13日から順延された2回戦(64試合)、3回戦(32試合)が19、20日に行われ、ベスト32が決まった。上三川ボーイズ(栃木)は2回戦で春日部ボーイズ(埼玉東)にコールド勝ち、3回戦では釜石ボーイズ(東北中央)に延長8回タイブレークでサヨナラ勝ちした。27日に4回戦、5回戦が行われベスト8が決まる。

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 春季支部大会王者の上三川が3回戦を突破した。2回戦では昨年の春季全国大会優勝の春日部を猛打で5回コールド勝ちと圧倒すると、3回戦は僅差の接戦も延長8回サヨナラ勝ちした。

 最速132キロ右腕の古口が奮闘した。3回戦の4回途中から3番手で登板。6回に自らの失策絡みなどで同点にされるも、力投。7回1死で中堅手に戻るまで6奪三振と圧倒。延長8回1死満塁のタイブレークでは再度マウンドに上がり、2者連続三振で流れを呼び込む。その裏、2死満塁から山口の左前タイムリーでサヨナラ決着だ。

 古口は「(最後は)自分が投げるつもりでした。絶対打たさない。『俺が打たれたら負けだ』と思っている」とエースとしての心意気を語る。2年先輩の黒川凌大(花咲徳栄)、1年先輩の神永彪真(中央学院)と好投手の背中を見てきた。「神永さんには立ち居振る舞いを学びました」と語った。

 山口は152センチと小柄ながら練習への姿勢や取り組みを評価した臼井康宏監督(50)が今大会でスタメン抜てき。「調子が良かったので今の自分なら打てると思って打席に立ちました。とにかく強いスイングを心がけた。(サヨナラは)初めてです」と満面の笑み。勢いに乗り、緑の軍団が関東制覇に突っ走る。

 【上三川ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※大貫孝介、佐藤蒼大、松田優乃心、山口侑正、小室琉偉、生井蒼士、阿部朔久、大島琉太、山野井大翔、大島基以、石原誠史郎、久野真之介、平原誠大、齋藤穣、吉田想空、大石颯希、大嶋康幹、生井龍、加藤心、古口諒、国府田侑利

 ▽2年生 大島慶也、飯嶋晟倭、今川陽翔、菊地凌生

スポーツ報知

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