【広島】大瀬良大地「ふと降りてきた」防御率1点台で今季未勝利も…前回登板で得た収穫を明かす
2025年4月21日(月)16時58分 スポーツ報知
次回登板に向けて調整する大瀬良(カメラ・畑中 祐司)
広島の大瀬良大地投手が21日、マツダスタジアムで次回登板が見込まれる23日のヤクルト戦(マツダ)に向けて調整した。今季3戦で防御率1・89も未勝利(1敗)。「結果として勝っている状態で終わりたいなという思いは変わらない。何とか勝ち切れるように」と、今季初勝利を目指す。
現時点でマツダ通算45勝(救援2勝を含む)は、前田健太(タイガース)に並ぶ歴代最多タイ。昨年8月31日のヤクルト戦で先輩に並びながら、その後は4戦足踏み。
「早く追い越せるのに越したことはないですし、一つ一つの積み重ね。次回の登板でそうなるといいなと思います」
前回16日の中日戦(マツダ)は8回2失点で敗戦投手となった。「結果的に負けはしたが、自分の中で収穫のある登板だった」と振り返る。
「登板前の準備の段階でシャドーをするけど、そこで感覚的につかんだというか『あっ、これだな』みたいに、ふと降りてきた。ずっと取り組んできたことってこういうことなのかなと感じることがあった」
その結果が6回まで1安打という投球だった。「これを継続していければ、もっといいパフォーマンスが出せるんじゃないかな」と状態はいい。まずは今季1勝をつかみ、2位・阪神に1・5ゲーム差の首位を快走するチームの流れを加速させていく。