【広島】大瀬良大地、マエケン超えのマツダ46勝「12球団で一番のマウンド」長男がくれた手作りの「お守り」

2025年4月24日(木)5時0分 スポーツ報知

ファンとタッチを交わす大瀬良大地 (カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 広島7—1ヤクルト(23日・マツダ)

 大瀬良が広島のエースにふさわしい勲章を手にした。今季初勝利は本拠地マツダでの通算46勝目。前田健太(タイガース)を抜き、歴代最多となった。「12球団で一番のマウンドだと思いますし、本当にみなさんの声援のおかげ」とお立ち台で感謝。3回に2死満塁を招いたが、オスナを宝刀・カットボールで中飛に打ち取り「見直すイニングになった」と、7回6安打1失点でチームの首位を守った。

 今季で12年目。「マエケンさんの年数(マツダは7年)を見ると、やっぱりすごい」と苦笑いしたが「僕も随所に名前が出るように」と誓った。この日は右打者のストライクゾーンにチェンジアップを多投。昨年はシュートを覚え、カットボールをより生かしたが「今年は奥行き。投手として成長できているかな」と進化を続けながら、さらなる高みを見据えた。

 前回は16日の中日戦(マツダ)で8回2失点と好投しながらも黒星。帰宅すると、長男が白い紙で星を作って待っていた。祝福のプレゼントを渡せず「打たれて悲しかった」と寂しそうな顔。「次、頑張るよ」と手作りの白星を「お守り」としてもらい、約束を守った。(安藤 理)

スポーツ報知

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