スノボ・平野流佳「初めてメイクできた」五輪金メダルへ高難度の大技に成功…ヨネックス祝勝会に出席

2025年4月22日(火)23時32分 スポーツ報知

ヨネックスの祝勝会に出席した(左から)戸塚優斗、冨田せな、平野流佳

 スノーボードの男子ハーフパイプW杯で3季連続の種目別総合優勝に輝いた平野流佳(INPEX)、新設のザ・スノーリーグ初代王者の戸塚優斗(ヨネックス)、女子の冨田せな(宇佐美SC)らが都内で22日、契約するヨネックスのTEAM YONEX VICTORY PARTYに出席した。

 平野流は、26年ミラノ・コルティナ五輪プレシーズンの今季、W杯を2度制覇し、4度目の世界選手権で初の銀メダル。23歳の実力者は「攻めた滑りができてからいい成績がついてきた。トリプルも初めて決められたので、ここ最近では一番いいシーズンでした」と充実の表情で振り返った。

 五輪金メダルへ、充実のオフを過ごす。1日にシーズンを終えて帰国し、岐阜・高鷲スノーパークでのキャンプでは、22年から挑戦してきた高難度の大技「フロントサイド・トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転する)」を練習し、「初めてメイクできた」と明かした。キャブ(利き足ではない方の足を軸足にして回転する)では既に実戦でも取り入れており、2種類のトリプルコークを「来季の試合が始まる前には、これをつなげられるようにしたい」と見据えた。

 3度目の五輪を見つめる戸塚は、5月の米国でのキャンプに向け「トリプルを両サイドやりたい。フロントの回転を上げていきたい」と大技を試す見通しだ。22年北京五輪銅メダルの冨田は「五輪は、一番はベストルーティーンで挑めたらいい。今のルーティーンを磨きつつ、来季は五輪シーズンになるので、今、自分に何が必要なのかを考えながら何か新しい技を覚えて、ルーティーンの構成を変えられたらなと思っています」と、オフの課題を口にした。

スポーツ報知

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