【スノボ】平野流佳「金メダルにつながれば」2種類のTC1440引っ提げ2度目の五輪へ
2025年4月22日(火)20時49分 スポーツニッポン
ヨネックスは22日、東京都内でスノーボードの「TEAM YONEX VICTORY PARTY」を開催。今季のW杯ハーフパイプで種目別3連覇を果たした平野流佳(INPEX)、新設のザ・スノーリーグ初代王者となった戸塚優斗(ヨネックス)、冨田せな(宇佐美SC)ら契約ライダーが出席した。
3月の世界選手権でも2位に入り、来年のミラノ・コルティナ五輪代表入りが確実な平野流は「総合的にいいシーズンになった」と総括。シーズン後も岐阜・高鷲スノーパークでの雪上合宿に参加し、斜め軸に縦3回転、横4回転するフロントサイド・トリプルコーク(TC)1440に成功したという。
すでにキャブ(逆足前で前方方向に回転)では実戦導入しており、これで2種類のTC1440に成功したことになる。実戦で2種類をルーティンに組み込めば世界初で、高得点が出ることは必至。悲願の金メダル獲得へ「今年以上の滑りを出して、それが金メダルにつながればいい」と話し、習得を目指す考えを示した。
3度目の五輪代表が確実な戸塚も、来季に向けて「ダブルコークで1620(4回転半)をやらないといけない」と新技習得に努めていることを披露。ハーフパイプ種目における回転数は限界に近づいていると前置きしつつ、「いけるところまでいこうと思う」と限界突破を誓った。