スノボ15歳・清水さら「金メダルが目標」 ミラノで冬季五輪の女子日本勢最年少メダルへ意欲…ヨネックス祝勝会
2025年4月22日(火)22時24分 スポーツ報知
ヨネックスの祝勝会に出席した清水さら(カメラ・宮下 京香)
スノーボードの世界選手権女子ハーフパイプで銀メダルを獲得した15歳の清水さら(TOKIOインカラミ)は都内で22日、契約するヨネックスの「TEAM YONEX VICTORY PARTY」に出席。26年ミラノ・コルティナ五輪で冬季五輪の女子日本勢最年少メダルへ「オリンピックで金メダルを取ることを目標に、頑張っていきたい」と意欲を口にした。初出場となれば、22年北京五輪のビッグエアで銅メダルを獲得した村瀬心椛の17歳を超える最年少記録に期待がかかる。
15歳は、今季W杯デビューを果たし、昨年12月の2戦目で初勝利を挙げるなど2度の表彰台。初出場の世界選手権で銀メダルをつかんだ。「オリンピックは、シーズンが始まる前までは夢の舞台という感じだったんですけど、今シーズンで思ったよりも成績が出て、一歩近づけたことがすごくうれしかったです」と手応えを語った。
1日にシーズンを終えて帰国し、オフは「世界のトップレベルの人たちと戦ってきて、自分の課題が見つかった」と金メダルへの課題に取り組む。股関節の痛みから20日に埼玉県内のトレーニング施設で練習を再開。世界選手権で優勝したクロエ・キム(米国)がメイクする大技が五輪制覇に近づく道だと見据え、「ダブルコーク(回転軸をずらしながら、空中で縦に2回転、横に3回転する技)がないと、やっぱりこれからは勝てないと思うので、そこは絶対にやりたい」。16歳で迎える初の五輪で輝くために鍛錬する。