三浦龍司「On」とアスリート契約「新しい競技人生のスタート」世界陸上で「メダル獲得を」
2025年4月22日(火)18時3分 スポーツニッポン
陸上男子3000メートル障害で五輪2大会入賞の三浦龍司(スバル)が22日、都内でスイスのスポーツブランドの「On(オン)」とアスリート契約締結の会見を行った。
日本でも市場を急速に拡大する新進気鋭のブランドと競技人生を歩むことになり「凄く光栄。新しい競技人生のスタート。新鮮な気持ち。モチベーションが高まる」と抱負を口にした。
9月に国立競技場で開催される世界選手権に向けて「表彰台、メダル獲得を継続的に掲げている。それに変わりはない。プラスして記録を更新したい。国際大会で上位で戦うには記録も必要。そういったところを高めるためにラストスパート、たたき合いで勝ちきる力を伸ばして練習してきた。自分の良さも失わないようにやりたい。立ち返るながら自分の走りを見つめ直しながらやりたい」と意気込んだ。
新ウエア、シューズで挑む今季初戦は26日のダイヤモンドリーグ第1戦、5月3日の同第2戦(ともに中国)となる。「世界陸上の標準を切って内定を決めたい。タイムは(参加標準記録の8分)15秒(00)以上を狙っている。順位もしっかり上を目指す。いつも通り練習できていて問題ない」と語った。パリ五輪8位入賞の三浦は参加標準記録を突破した時点で出場権を得られるだけに、日本トラック勢の最速切符を狙う。