3000M障害の三浦龍司が「On(オン)」とアスリート契約「新しい競技人生のスタート。フレッシュな気持ち」
2025年4月22日(火)16時16分 スポーツ報知
オンの記者会見に出席した三浦龍司(カメラ・手島莉子)
陸上男子3000メートル障害で昨年のパリ五輪8位入賞の三浦龍司(スバル)が、スイスのスポーツブランド「On(オン)」とアスリート契約を締結。22日に東京・国立競技場で行われた会見に出席し「オンと契約できることをすごく光栄に思っています。新しい競技人生のスタートでもあると思って新鮮なフレッシュな気持ち。モチベーションも高まります。オンはすごく勢いのあるブランドですし、さらに自分自身が飛躍するためにサポートや勢いを合わせてさらに上に行ける。高め合っていけるブランドだと思っています」と心境を語った。
今年は9月に東京で世界陸上が行われる。三浦は昨年のパリ五輪で入賞しているため、参加標準記録(8分15秒00)を突破した時点で代表に内定。同種目今季初戦は世界最高峰のダイヤモンドリーグ第1戦(26日、中国)を予定しており、「ここで世界陸上の標準を切って内定を決めたいですし、順位もしっかりと上を狙っていきたい。状態としてはいつも通り練習もできていますし、問題ない」と冷静な様子。
“サンショー”の第一人者として、東京世界陸上の目標は「表彰台、メダル獲得。そこに変わりはない。記録も更新してきたいと思っています」ときっぱり。「さらに先の目標で言えば8分台を切るところも一つ、掲げている目標。メダル獲得についてで言えば、将来的には金メダル。トップを極めていく目標は持っていく。これまでも掲げていることなので、変わりはないと思っています」と話した。