日本代表選択可能!守田英正と共闘?東京出身の二重国籍選手がプレミアでプロ契約

2025年4月24日(木)15時24分 FOOTBALL TRIBE

日本代表 写真:Getty Images

 U17イングランド代表MFルーク・カイ・ローリングスが、プレミアリーグ所属ウルバーハンプトン・ワンダラーズとプロ契約を締結。同選手には将来日本代表(A代表)入りを選択する可能性があるほか、MF守田英正(スポルティングCP)とチームメイトになるかもしれない。


 現在17歳のローリングスは、東京都出身であり、母親が日本人。イギリスと日本の国籍を有しているが、13歳でウルバーハンプトンの下部組織に入団すると、2022年11月に18歳以下のプレミアリーグでデビューするなど、順調にステップアップ。2024/25シーズンはプレミアリーグでのデビューこそ果たしていないものの、プレミアリーグ2では8試合に出場。8月28日開催のEFLカップ2回戦で、トップチームで初のベンチ入りを成し遂げた。


 今後さらなる飛躍が期待される中、ウルバーハンプトンは4月23日、ローリングスとのプロ契約締結を公式発表。2024/25シーズン開幕前の親善試合でピッチに立った同選手について、下部組織のマネージャーは「彼はとても謙虚だ。あらゆることを受け入れ、様々な経験を大事にしようと努力してきた。我々の与えた機会を最大限に活用しようとしていた」などと評価している。


 セントラルミッドフィルダーであるローリングスは、U17イングランド代表の一員として5試合に出場も、イングランドA代表でのプレー経験はない。そのため、同選手には日本代表でプレーするという選択肢が残っている。今後の成長次第では、日本のA代表招集が現実味を帯びる可能性は十分考えられる。


 また、ウルバーハンプトンは2025年1月の移籍ウィンドウにつづき、守田の獲得を狙っている模様。2024/25シーズン限りでのスポルティング退団が既定路線とみられる守田の去就を巡っては、スポルティングの専門サイト『leonino』が2025年3月末の時点で、ウルバーハンプトンからの関心を報じているほか、同クラブは1月の時点でスポルティングにコンタクトをとっていたという。


 将来的な日本代表入りが期待される17歳の逸材と、森保ジャパンの主力選手である守田がプレミアリーグの舞台でともにプレーする可能性もあるだけに、両選手の動向から目が離せない。

FOOTBALL TRIBE

「日本代表」をもっと詳しく

「日本代表」のニュース

「日本代表」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ