もう一つのACLE…eスポーツアジア王者へ横浜FMのTakakiが挑む「優勝という目標がもちろんある」ダブルで頂点狙う
2025年4月22日(火)9時33分 スポーツ報知
eACLE2025に参戦するためチームとともにチャーター機でサウジアラビアへ向かったTakaki(カメラ・後藤 亮太)
横浜FMのeスポーツチームでeFootball部門に所属するTakakiこと兵庫孝希(27)が21日、サウジアラビアで開催されるACLE2025におけるeFootball大会、eACLE2025(4月24〜28日)に参戦するためチームとともにチャーター機に同乗し、決戦の地へ向かった。クラブとのダブルアジア王者を目指す戦いに向けて「優勝という目標がもちろんある」と決意を示した。
今回の大会はACLEのフォーマットと同じで、まずは東地区のグループリーグを戦う。2日間で8試合を行い、上位8チームずつが決勝トーナメントに進出し、頂点を目指す。小2から高3までサッカーをプレーし、平行してゲームの「ウイニングイレブン」もやっていたことがきっかけで、大好きな横浜FMの一員としてeスポーツの舞台に参戦することになり「僕自身が小さい頃からマリノスを見て育ってきている。小学生の時に一人で日産スタジアムに行って試合を見た。マリノスのeスポーツチームに所属出来るのは本当に光栄なことですし、誇りに思えるもの。去年トップチームがACLの決勝で負けてしまい、僕も見ていて悔しい思いをした。今年eACLEがあることを聞いていて、ここで取らないでどうするんだ、取るしかないという気持ちで向かってきた」と闘志を燃やす。
クラブ歴代の中で好きな選手にはMF山瀬功治さんを挙げたTakakiは、大舞台に向けて「僕は基本的にボールを持つ、ポゼッション(の戦い方)なので、ボールを握っていたい。そこからロペス選手や天野純選手で、うまくバイタル(エリア)に入って、決める所を決めきって、試合を支配したまま終わりたい」。悲願のアジア王者を目指すクラブより前に決勝戦は行われる。eスポーツ部門で横浜FMがアジア王者となり、勢いをもたらす。