元広島マクブルームが韓国プロ野球SSGに1000万円で“レンタル移籍”「代替外国人選手制度」利用
2025年4月22日(火)16時13分 スポーツニッポン
韓国プロ野球・SSGランダースが「代替外国人選手制度」を利用し、元広島のライアン・マクブルーム選手(33)を総額7万5000ドル(約1000万円)で獲得した。韓国メディア「中央日報」が22日に報じた。
「代替外国人選手制度」は昨季、韓国プロ野球で初めて導入された制度。故障者リスト入りした外国人選手の穴を埋めるため、復帰する6週間を期限に代わりの外国人選手を補強する「期限付き移籍」である。
「中央日報」によると、SSGではギジェルモ・エレディアが右太ももを負傷したため、補強選手としてマクブルームを獲得したという。
マクブルームは19年にロイヤルズでメジャーデビュー。22、23年は広島でプレーし2年間で通算198試合に出場し打率・255、23本塁打、105打点を記録した。広島退団後は米独立リーグでプレーしていた。
SSGの球団発表でマクブルームは「新しい挑戦ができてうれしい。早くリーグとチームに適応することが私の役割だ。貢献できるよう頑張りたい」とコメントした。
昨季導入された「代替外国人選手制度」の第1号選手となったのは四国アイランドリーグplus、徳島インディゴソックスの白川恵翔だった。白川はSSGランダーズに“レンタル移籍”し昨年6月に初登板初先発で5回無失点と好投し初勝利を挙げた。
SSGとの契約は7月に終了したが、SSG同様に外国人投手が故障離脱した斗山ベアーズがオファーを出し、KBO2球団目の生活がスタート。2球団で計12試合に登板し4勝5敗、防御率5・65だった。韓国内で注目され、話題を集めた。