富山の新サッカースタジアム構想に言及…J2富山の左伴繁雄社長「甘い考えは持っていない」

2025年4月23日(水)18時25分 スポーツ報知

新スタジアム構想に言及したJ2富山の左伴社長

 J2カターレ富山は23日、第18回定時株主総会を富山市内で開いた。記者会見が行われ、現在の財務状況などを報告したほか、県サッカー協会が富山駅前に構想中の新サッカースタジアム建設にも言及。記者からクラブ側の関与のことを問われると、左伴繁雄社長は「専用スタジアムは魅力的で建設に異論はないが、1サッカークラブの代表が欲しいと言って実現できるものではないと捉えている。数百億円のお金を動かしていくもので、私たちが協力して、良い方向に向かうという甘い考えは持っていない。過去にスタジアム建設に関与していたこともあるが、クラブが出て建設の動きを加速する段階になるには、もう少し時間がかかると思っている」と慎重な姿勢を見せた。

 現在のホームスタジアムとなっている富山県総合運動公園陸上競技場は、観客席とピッチの距離が遠く、交通が不便な点もあるが、広い敷地でイベントを行うなど、家族連れでゆっくりと過ごすことができる。「お祭りのような雰囲気で、広場もたくさんあって1日を楽しんでもらえる。悪いイメージはつけたくない」と左伴社長は話した。

スポーツ報知

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