【峰竜太のアロハな気分】夫妻合同インタビュー(前編) 11年GPに友人同伴でプロポーズ
2025年4月23日(水)4時30分 スポーツニッポン
佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太による月1コラム「アロハな気分」。先月の30日に不惑を迎えた峰。3月30日は自身の誕生日だけでなく、妻の明華子(あかね)さんとの結婚記念日でもある。2012年に結婚し、14年目に突入した2人にインタビュー。出会いからこれまで、そしてこれからを語った。来月と前後編に分けてお届けする。
12年3月30日に結婚した2人。40歳になった峰は明華子さんと結婚14年目に突入した。知られざる2人について迫った。
——出会ったきっかけは?
峰竜太(以下、竜)「後輩の杉山勝匡(かつまさ)の同級生で紹介してもらって、ご飯とか食べに行く仲でした。最初はうちで複数人で鍋パーティーみたいなのをしました」
——お互いの第一印象は?
竜「かわいい感じ。明るくて、天真らんまんな感じだなぁって」
明華子さん(以下、明)「似たような感じですけど、明るくて、めっちゃ陽気な人だなぁって」
竜「何を言っても笑ってくれるみたいな」
——峰選手の誕生日が結婚記念日になったのは意図的だったんですか?
竜「覚えやすい記念日にしようって。嫁さんは6月生まれなんですけど、僕の誕生日がきりが良かったかな」
竜「嫁さんが好きでしたね、僕のことを」
明「いいけん、そういうの(笑い)」
竜「嫁さんの猛プッシュでした」
明「猛プッシュなんか…、使わないでくださいね」
竜「面白いのでぜひ使ってください!」
——でも、峰選手も意識するようになったんですね。
竜「付き合うようになって、スノボで背骨を3本折った大事故をしたことがあって。嫁さんは保母さんだったんですけど、仕事終わりからだと面会時間が5分とか10分とかしかないのに、病院に毎日お見舞いに来てくれたんです」
——献身的ですね。動けない時にうれしかったでしょう。
竜「うれしかったです。もうちょっと着飾りたいと思っただろうけど、すっぴんで、幼稚園のジャージーで来てくれたりして凄く好印象でした。素朴だなって。自分と合っているなって。着飾っている人だと自分も気にしなきゃいけないし、素を出せないっていうか」
——プロポーズはどのようなシチュエーションで?
竜「凄く鮮明に覚えてて、後輩とかにもよく笑われるんですけど初めて行ったグランプリ(11年)の時に、住之江公園の大きなクリスマスツリーのところにサプライズで呼び出してプロポーズしました。以前のグランプリは前検日後に一回外に出ていたんですけど、その時に(篠崎)元志についてきてもらって指輪を買ってずっと黙って持っていました。嫁さんがレースを観にきていたので、合流する時にそこで待ち合わせしました。ところがですよ、嫁さんが1人で不安だったみたいで友だちを連れてきていたんですね。だから友だちが横にいるところでプロポーズしました(笑い)」
——なんと。お友だちの方はどういう感じに?
竜「“え、やばい、やばい、やばい!”って。サプライズだったので、そういうのは仕方ないですね」
——そして晴れてご結婚。このコラムでもお子さんを含めたご家族での写真を掲載したこともありました。
竜「子どもは女の子3人。長女が嫁さんも志望校だった高校に合格して4月から通っています。お祝いもしました。うちは結構仲がいい。ハワイも何回も行ってるし、基本的には家族旅行。今となっては2人旅行よりも家族旅行の方が多いですね」
サプライズプロポーズは、まさかの友人同伴だった!というわけで前編はここまで。来月の後編もお楽しみに。
◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の40歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年にグランプリ優勝。23年10月の蒲郡ダービーで最高峰のグレードSG6度目のVと全24レース場でのVを達成。生涯獲得賞金は18億円を突破。1メートル71、血液型B。