明豊 春連覇ならずも1年生・川口琥太郎が収穫 準々決勝で代打満塁弾
2025年4月23日(水)20時29分 スポーツニッポン
◇高校野球春季九州大会準決勝 明豊0—6神村学園(2025年4月23日 長崎県営)
春の九州大会は連覇がかかっていた明豊は0—6で敗れたが、楽しみな1年生が現れたことが収穫になった。
8回2死一塁から代打で出場した川口琥太郎だ。1メートル78、80キロの左打ち。変化球で食らいつき一塁への内野安打で出塁。ベースにはヘッドスライディングするなど気持ちが伝わってきた。「簡単にアウトになりたくなかった」と話した。
今大会は準々決勝の長崎商戦で代打満塁本塁打を放つなど打率・857と大活躍。“スーパー1年生”になりえる存在だ。「走攻守全てそろった選手になりたい」とレベルアップを誓った。
◇川口 琥太郎(かわぐち・こたろう)2009年(平21)4月5日、福岡県出身の16歳。小学1年で野球を始める。中学は志免レッドスピリッツでプレー。中学で放った本塁打は13。50メートルは6秒7。1メートル78、80キロ。右投げ左打ち。