マンU、パルマ所属の日本代表・鈴木彩艶の獲得に本腰か?
2025年4月24日(木)11時30分 FOOTBALL TRIBE

プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、今2025年夏の移籍市場に向け、ゴールキーパーの補強においてイタリアのセリエAに活路を見出しているようだ。2023年にインテルからGKアンドレ・オナナを総額5,000万ユーロ超(約81億5,611万円)で獲得したものの思うような成果を得られず、再び守護神を探しているとのこと。
注目されているのは、パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶だ。スペインメディア『AS』によると、ユナイテッドはミラン所属GKマイク・メニャン獲得に向けた交渉を継続しながらも、より現実的な選択肢として鈴木に照準を定め、アプローチを強化している。メニャンは現在所属クラブと契約延長交渉中であり、獲得には高額な移籍金が想定されるため、代替案として鈴木への関心が高まっているという。
鈴木のパルマとの契約には、今2024/25シーズン終了後に4,000万ユーロ(約64億8,249万円)で契約解除が可能となる条項が含まれているとされ、ユナイテッドがこの条項を行使する可能性も指摘されている。
鈴木はアメリカ合衆国で生まれ、昨2024年夏にベルギー1部のシント=トロイデンからパルマへ移籍。当時の移籍金はボーナス込みで総額750万ユーロ(約12億1,545万円)とされており、セリエA昇格後も安定したパフォーマンスを披露している。現在22歳の鈴木は、日本代表としても国際舞台で経験を積んでおり、その安定感と将来性が評価されている格好だ。