石川遼67位発進「隣のホールから取れるとは」11番では隣の12番から起死回生の1打も

2025年4月24日(木)16時26分 スポーツニッポン

 ◇男子ゴルフツアー 前澤杯第1日(2025年4月24日 千葉県 MZGC=6652ヤード、パー70)

 ツアー20勝の石川遼(33=CASIO)は3バーディー、2ボギーの1アンダー69で回り、67位で発進した。首位とは8打差。

 2番パー3でグリーン奥から寄せ切れずボギーが先行。5番はティーショットを左の池に打ち込み、2オーバーまで後退した。

 しかし6番でピン側につけてバウンスバック。11番ではティーショットを左隣の12番まで曲げながら、残り75ヤードを60度のウエッジで3メートルにつける起死回生の1打でバーディー。「隣のホールからまさか取れるとは思わなかった」と苦笑した。

 さらに実測168ヤードの16番パー3では8Iでカップの縁に止まるホールインワン寸前のスーパーショットを披露。タップインバーディーを奪った。

 2週前の東建ホームメイトカップからパターを変更。ピン型のヘッドで、シャフトに太いグリップを装着したモデルを投入した。しかし12番で短いバーディーパットがカップに蹴られるなどグリーン上で苦戦した。

 「いろいろ試し試ししながらですかね。めちゃくちゃ調子が良い時はやらないですからね。察してください」とグリーン上での悩みは深いようだ。

 この日はツアー31勝でシニアの片山晋呉、男子ツアー初参戦の女子ツアー2勝の菅沼菜々と同組でプレーした。「レギュラーツアーということを忘れてしまう雰囲気。めちゃくちゃ楽しかった。菅沼さんは前半のパー4の2ホールは届かないでしょうし、素晴らしいプレーだった。片山さんのプレーも、菅沼さんのプレーも脱帽です」と異例のペアリングを楽しんだ様子だ。

 順位的にはやや出遅れたが「全体的に悪くない。修正できるところを修正して、あと3日間良くできるようにしていきたい」と前向きに話した。

スポーツニッポン

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