五十嵐亮太氏 古巣・ヤクルトに出現したブルペンの救世主を分析「予想をはるかに超える」
2025年4月24日(木)17時23分 スポーツニッポン
元メジャーリーガー・五十嵐亮太氏(45)が自身のYouTube「イガちゃんねる〜五十嵐亮太の人生は旅だ〜」を更新。古巣・ヤクルトに現れたブルペンの救世主を分析した。
五十嵐氏が「岡島(秀樹)さんのようなノールック投法」と紹介したのはヤクルトのドラフト3位ルーキー・荘司宏太投手(23)だ。
ここまで7試合に登板。8イニングを投げて13奪三振(奪三振率14・63)、いまだ無失点、防御率0・00。
五十嵐氏は「チェンジアップもいいが他の変化球でも空振りが取れている。クセのある真っすぐも効いている」と称えた。
チェンジアップで高低を突く投球に言及し、特に高めのチェンジアップで空振りが取れることを評価。高めのチェンジアップは長打の危険性が高いが「バッターがめちゃめちゃタイミング外されている」と指摘した。
上から抑え込んで投げるスライダーもストレートとの見極めが難しいとし、「投げるたびに抑えることで抑え方が染みついていく」と説明した。
20日の巨人戦ではプロ初の回またぎも経験しながら3試合連続ホールドを記録した。
2月のキャンプ時から五十嵐氏の荘司に対する評価は高かったが「予想をはるかに超える」と、古巣のブルペン救世主の登場を喜んだ。