ソフトバンク・浜口は復帰まで3~4カ月か 黄色じん帯骨化切除術を受け、左肘手術も
2025年4月24日(木)6時0分 スポーツニッポン
ソフトバンクは23日、浜口遥大投手(30)が兵庫県尼崎市内の病院で胸椎黄色じん帯骨化切除術を受けたと発表した。また、16日に佐賀市内の病院で左肘関節炎にともなう関節クリーニング術を受けたことも明らかにした。競技復帰まで3〜4カ月を要する見込み。
黄色じん帯骨化症は脊髄の後ろにある椎弓と呼ばれる部分を上下につなぐ黄色じん帯が骨化し、脊柱管内の脊髄を圧迫する病気で国指定の難病となっている。原因は不明。三森哲司メディカルコーディネーターは「元々、胸椎の黄色じん帯骨化症ということが分かっていまして、そこの経過を踏まえて手術を行うことになりました」と説明した。
左右不均衡に体を曲げる投手に多いとも言われる病で、元ソフトバンクの大隣(現ロッテ2軍投手コーチ)や中日の福、DeNAの三嶋、ロッテの岩下などが術後に復帰して白星を挙げている。
浜口は16年ドラフト1位でDeNAに入団し、1年目の17年に10勝を挙げるなど通算44勝46敗、防御率3・76。トレードにより今季からソフトバンクに加入した。今季ウエスタン・リーグで5試合に登板して1勝1セーブ、防御率1・35をマークしていた。