【中日】支配下登録の近藤廉が会見「もう一度、ナゴヤドームでいいピッチングができるように」
2025年4月25日(金)14時4分 スポーツ報知
井上監督(左)から激励される近藤
2年ぶりに支配下登録された中日の近藤廉投手が25日、バンテリンドームで会見した。背番号は、以前と同じ「70」となった。
真新しいユニホームに袖を通した近藤は「支配下に戻れて、すごくうれしい。もう一度、ナゴヤ(バンテリン)ドームでいいピッチングをできるようにしようと思って、これまでやってきた」と喜びをかみしめた。
近藤は、札幌学院大から2021年に育成ドラフト1位で中日に入団した。1年目の開幕直後となる3月30日に支配下登録され、22年に2試合に登板。23年8月25日のDeNA戦(バンテリンドーム)では中継ぎで登板し、1イニングで8安打10失点を喫し、同年オフに再び育成契約となっていた。
会見に同席した井上監督は「野球に取り組む姿勢を見てきた。失敗もするけれど、それ以上に投げたい、2桁(の背番号に)なりたいって気持ちをひしひしと感じていた。2軍の落合監督からも推薦がありましたし」と、このタイミングで支配下登録にいたった理由を説明。「防御率(27・00)を、徐々に減らしていけよ」と再スタートを切る左腕にエールを送った。
今季は、春季キャンプを1軍でスタートすると、オープン戦では3試合で2イニング2/3を投げて1安打無失点、2奪三振。ここまでの2軍戦でも、7試合に中継ぎとして登板し、6イニング2/3を2安打1失点で、2勝1セーブとアピールを続けていた。