国内最年長チャンプ47歳の野中悠樹、前日計量をクリア 26日ソウルでスーパーミドル級の地域王座統一戦
2025年4月25日(金)14時29分 スポーツ報知
前日計量をクリアした野中(ミツキジム提供)
47歳のプロボクシング国内最年長チャンピオン、東洋太平洋スーパーミドル級(76・2キロ以下)王者・野中悠樹(ミツキ)が25日、敵地ソウルでWBOアジアパシフィック同級王者・ユン・ドクノ(韓国)との王座統一戦の前日計量に臨み、両者ともにクリアした。
現地のミツキジム関係者によると、公式計量は29歳で右構えのユンが76.0キロ、野中が75.9キロ。野中は「完璧に仕上がったので、あとはやるだけです」とコメントした。
野中は勝てば、自身がもつ国内ボクサーの最年長王座奪取記録を46歳3か月から47歳4か月に更新する。
◆野中 悠樹(のなか・ゆうき)1977年12月10日、兵庫・尼崎市生まれ。47歳。19歳の時、尼崎ジムでボクシングを始める。アマ2戦2勝。99年、プロデビュー。2008年、日本スーパーウエルター級王座獲得。09年、東洋太平洋同級王座獲得。14年、日本同級王座再獲得。19年、東洋太平洋とWBOアジアパシフィックミドル級王座奪取。ミツキジム所属の24年4月、46歳3か月で東洋太平洋スーパーミドル級王座獲得。プロ通算38勝(11KO)12敗3分け。身長182センチ、左ボクサーファイター。