4位愛知が先勝!パリ五輪代表・宮浦健人の強烈エースで決着 大阪Bはホームでまさかの黒星…バレーボールSVリーグ準決勝

2025年4月25日(金)15時35分 スポーツ報知

第1セット、ポイントを奪い喜ぶ愛知の選手(カメラ・渡辺 了文)

◆バレーボール ▼大同生命SVリーグ チャンピオンシップ準決勝第1日 大阪B 1—3 (31—33、25—18、19—25、16—25)愛知(25日、Asueアリーナ大阪)

 初代王者を懸けたチャンピオンシップ準決勝が始まり、男子でレギュラーシーズン(RS)4位の愛知が同1位の大阪Bをセットカウント3—1で破って先勝。5月3日から始まる決勝進出に王手をかけた。

 RSでは6度対戦し、大阪Bの5勝1敗。第1セット(S)は愛知の宮浦健人、大阪Bのミゲル・ロペスの打ち合いとなり、大接戦となった。愛知が先にセットポイントを握ったが、23—24から大阪Bの西田有志がレフトから決めて追いつくと一時勝ち越した。その後も両者が点を取っては取り返す接戦となった。最後は31—32から大阪Bの西田のライトからのスパイクが愛知でブラジル出身のリカルド・ルカレッリ・ソウザにブロックされた。

 愛知の1—0の第2Sは、大阪Bが7—6から西田有志のスパイクなどで5連続得点で流れをつかんだ。15—10では西田が相手守備の間を狙ったサービスエースを突き刺す。セットポイントから最後は大阪Bのミゲル・ロペスが決めきり、25—18で取り返した。1—1の第3Sは、愛知が7—8から宮浦のライトからのスパイクなどで4連続得点。相手の西田の強打を徹底的にマークし、流れを引き渡さない。セットポイントから宮浦のスパイクで大事なセットを取り切った。

 愛知の2—1の第4Sは、流れを変えたい大阪Bが、ミドルブロッカー・山内晶大主将をセットの頭から起用。しかしセット中盤に愛知のルカレッリの強打などで突き放す。強打の西田がサーブの際はもともとリベロの高橋和幸主将が入り、先発の小川智大と“2人体制”を敷く。マッチポイントから宮浦がサービスエースで決めた。RS4位から下克上で初代王者を目指す愛知が、アウェーで先に白星を手にした。

 男子のCS準決勝第2試合は、午後6時過ぎから同会場で、高橋藍、デアルマス・アラインらを擁するRS2位のサントリーと、高梨健太、オランダ代表で活躍してきたニミル・アブデルアジズらが率いる、同3位の名古屋が対戦する。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ3試合目を行う。RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んでいる。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、前週の準々決勝で3位の名古屋が6位の広島T、4位の愛知が同5位の東京GBから2連勝し、準決勝に進んだ。決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。

スポーツ報知

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