両軍最多25得点! 愛知・宮浦健人「うれしい」RS1位大阪Bを破り、決勝進出王手…バレーボールSVリーグ準決勝

2025年4月25日(金)16時54分 スポーツ報知

第1セット、サーブを放つ愛知・宮浦健人(カメラ・渡辺 了文)

◆バレーボール ▼大同生命SVリーグ チャンピオンシップ準決勝第1日 大阪B1(31—33、25—18、19—25、16—25)3愛知(25日、Asueアリーナ大阪)

 初代王者を懸けたチャンピオンシップ準決勝が始まり、男子でレギュラーシーズン(RS)4位の愛知が同1位の大阪Bをセットカウント3—1で破って先勝。5月3日から始まる決勝進出に王手をかけた。

 マッチポイントから愛知の宮浦健人が強烈なサーブを突き刺し、大事な1勝を手にした。両チーム最多25得点(速報値は24得点)でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた宮浦健人は「勝てたのはうれしかったです。(強敵・大阪Bに対し)チーム一丸で乗り越えられたのが勝因だと思います。自分のプレーよりチームが勝てたら、それがうれしい」と喜びをかみしめた。

 第1セット(S)からエンジン全開だった。宮浦はライトからの強烈なスパイクを立て続けに決め、アウェーでもユニホームのパッションオレンジに染めてくれた観客席に向けてガッツポーズ。33—31で大接戦の第1Sを先取すると、1—1の第3Sもライトから強打を連発。大阪Bの西田有志とはパリ五輪代表同士のオポジットで同じ左利き。代表でしのぎを削ったライバルとの対決は「特別な意識はしていなかった」と冷静に振り返ったが、3898人の大観衆を喜ばせた。

 RSで大阪Bとは6度対戦し、1勝5敗と負け越していた。1月に左足関節捻挫を負った宮浦がCSでは完全復帰し、東京GBとの準々決勝では2試合で計45得点。この日も最多得点と勢いは止まらず、シーズン終盤の大事な試合で頼れる左腕が躍動する。26日に第2戦を迎える。宮浦は「明日も試合があるので、これに満足せず、気持ちを切り替えて頑張りたい」と力を込めた。

 男子のCS準決勝第2試合は、午後6時過ぎから同会場で、高橋藍、デアルマス・アラインらを擁するRS2位のサントリーと、高梨健太、オランダ代表で活躍してきたニミル・アブデルアジズらが率いる、同3位の名古屋が対戦する。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ3試合目を行う。RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んでいる。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、前週の準々決勝で3位の名古屋が6位の広島T、4位の愛知が同5位の東京GBから2連勝し、準決勝に進んだ。決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。

スポーツ報知

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