バレーSVリーグ、4位の愛知が西田有志擁する1位大阪Bを撃破 “秘策”も実を結んだ
2025年4月27日(日)6時35分 スポーツ報知
第5セット、ポイントを奪い喜ぶ愛知の選手たち
◆バレーボール ▼大同生命SVリーグ チャンピオンシップ準決勝第2日 大阪B2ー3愛知(26日、Asueアリーナ大阪)
チャンピオンシップ(CS)準決勝第2戦が行われ、4位の愛知が1位の大阪Bを3—2で破り、2連勝で決勝に進んだ。
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愛知が強さを見せつけた。第1セット(S)13—13からエース・宮浦が4度のサービスエースを決めるなど、7連続得点で圧倒。第2、3Sは取られたが、最終Sの接戦を制した。24得点した宮浦は「1点の差が大きく響く。目の前のチャンスをつかもうと全てのボールを決めにいった。自信を持って戦った」と胸を張った。
秘策“リベロ2人体制”も実を結んだ。大阪Bのパリ五輪代表・西田有志(25)ら強いサーブを打つ選手に対し、セット中盤からリベロが本業の高橋和幸主将(25)をリベロ以外で登録し、守備固めで投入。リベロは1人しかコートに立てないため、本来のリベロ・小川智大(28)と後衛で並べ、ボールを拾い続けた。
2連勝で決着をつけ「目標は一つクリアした。ベストコンディションでいきたい」と宮浦。下克上とは言わせない。決勝もチーム一丸で挑む。(森脇 瑠香)