7年ぶり湘南復帰のウェリントンが“一発回答”のヘディング弾…「自分のパワーを生かせた」

2021年4月26日(月)10時30分 サッカーキング

湘南ベルマーレに所属するウェリントン [写真]=J.LEAGUE

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 “帰ってきた男”が起死回生の同点弾を決めた。25日に行われた明治安田生命J1リーグ第11節、アウェイで清水エスパルスと対戦した湘南ベルマーレは、88分にウェリントンのゴールで1−1の同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 湘南のユニフォームを身にまとって戦うのは2014シーズン以来、7年ぶりのことだ。かつてはアビスパ福岡やヴィッセル神戸にも在籍し、Jリーグでの経験が豊富なウェリントンは、昨年12月までブラジルのボタフォゴでプレー。湘南への再加入が決まった後、新型コロナの影響で出国できずにいたが、今月4日に日本へ入国すると、Jリーグが一括管理する14日間の待機期間(Jリーグバブル)を経て、20日から全体練習に合流した。

「コンディション的にはまだ3日しか練習してないですし、みんなの特徴も名前もやっと覚えたくらいだと思う」(浮嶋敏)という状況であったが、「ブラジルにいた時からずっと、夜中でも起きてベルマーレの試合を観ていた」と湘南の情報は逐一チェックしていた。そして復帰初戦となった清水戦、1点ビハインドで迎えた77分に投入されると、持ち味の身体の強さを存分に発揮した。

 見せ場は88分、左サイドから毛利駿也がクロスボールを送ると、ゴール前で待ち構えていたウェリントンは豪快なヘディングシュート。「まだ身体も少し重く感じるが、自分のパワーを生かそうと考えていた。ゴールシーンでも生かすことができた」というパワフルなシュートがネットを揺らした。

「頼むぞ。点を取ってくれ、という話はしていました」(石原広教)というチームメイトの思いに一発で答えてみせたウェリントン。リーグ戦直近6試合で3得点とチームが抱える攻撃面の課題改善に向け、大きな戦力としての期待がますます膨らんだ。

サッカーキング

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