埼玉、首位死守 BR東京に27〇21 BK陣にアクシデント連発、本職SHが同時に出場も
2025年4月26日(土)16時46分 スポーツ報知
埼玉のフッカー・坂手淳史
◆ラグビー リーグワン第16節 埼玉 27—21 BR東京(26日、熊谷)
レギュラーシーズン首位の埼玉は、同8位のBR東京に27—21で勝って13勝目(1分2敗)。勝ち点64でトップを守った。
先制は埼玉。前半16分、敵陣左サイドのラインアウトからモールを押し込み、フッカー坂手淳史がトライ。同22分、BR東京はSO伊藤耕太郎が得意のランでトライエリアに走り込み、7—10とした。埼玉はこの日戦線復帰したフランカーのボーシェーと、CTBライリーを前半30分で替えて大西樹、谷山隼大が出場。同32分、敵陣での連続攻撃からWTB竹山晃暉が右隅に沈め、前半を17—7で折り返した。
後半は10分、今季初キャップをつかんだCTB谷山が、敵陣深くでボールを受けて突進、リーグワン初トライをマーク。24—7とリードを広げるが、同18分にBR東京がSHペレナラのトライで反撃。さらに同25分には、敵陣左サイド深くのラインアウトを起点に、SHペレナラが自ら運んで連続トライ。キックも決まって3点差に迫る。
埼玉はCTB谷山が後半18分にSH高城佑太と交代。先発SH小山大輝がWTBでグラウンドに残り、さらにWTB竹山晃暉も脳しんとう疑いでフランカーのゼイビア・スタワーズと代わるアクシデントが続いた。それでも終盤は敵陣で戦い続け、残り3分はスクラムで反則を奪って最後はSO山沢京平がPGを選択。後半40分まで時間を使い、3点を追加。埼玉が27—21と辛くも逃げ切った。