J1清水 DF蓮川壮大が6試合ぶり完封に意欲…下部組織で育ったFC東京と29日・アウェーで対戦

2025年4月28日(月)6時10分 スポーツ報知

古巣戦に向け気合十分の清水・蓮川(右は北爪=カメラ・武藤 瑞基)

 J1清水エスパルスは27日、アウェー・FC東京戦(29日)に向け、三保で一部非公開調整した。育成時代をFC東京の下部組織で過ごし、プロキャリアも同クラブでスタートしたDF蓮川壮大(26)が6試合ぶりの完封に意欲を見せた。

 熱い気持ちが自然と言葉に乗った。「育成の時、お世話になったコーチや強化の方にしっかりしたプレーを見せることが恩返しになる」と蓮川。相手には先輩のDF長友、後輩のFW佐藤ら明大出身選手も複数在籍している。「個人能力が高い選手が多い。後輩に負けないように、しっかりゼロにこだわりたい」と力強く言い切った。

 正式にプロ入りした21年はコロナ禍。味スタで同年5月に行われた横浜M戦は無観客試合で、前半3分から急きょ出場したものの0—3の大敗を喫し「サッカーを辞めたくなった」こともある。古巣をシャットアウトし、かつての本拠地に残る苦い記憶を洗い流す。

(武藤 瑞基)

 〇…DF北爪健吾が旧友との対決に胸を躍らせた。19年にJ1得点王に輝いた相手FW仲川は専大時代の同期。「同世代も減っている中、ピッチで会えるのはうれしい。(仲川は大学時代)飛び抜けた選手だったが、とにかく勝ちたいと思っている」。試合翌日の30日は33歳の誕生日。「思い出になるいい試合にしたい」と、32歳ラストマッチを白星で飾る。

スポーツ報知

「東京」をもっと詳しく

「東京」のニュース

「東京」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ