ブンデスで2桁得点。町野修斗の今夏移籍濃厚か。海外スカウト「他クラブが…」
2025年4月28日(月)7時17分 FOOTBALL TRIBE

ホルシュタイン・キール所属の日本代表FW町野修斗は、4月26日に行われたブンデスリーガ第31節のボルシアMG戦で2ゴールをマーク。DF板倉滉との日本人対決を制したが、2024/25シーズン終了後の移籍が決定的との見方が広まっているようだ。
町野は2024/25シーズンのブンデスリーガで、ここまで29試合の出場で10ゴール1アシストと結果を残しているが、チームは2部降格圏の17位に低迷。ボルシアMGを4-3で下したとはいえ、自動残留ラインから勝ち点8差であるだけに、降格の可能性は高いとみられる。
それだけに、セルビア2部FKヤヴォル・イヴァニツァの元スカウトであり、2024年10月から韓国系エージェント会社『L&K』のチーフスカウトを務めるマーク氏は、ボルシアMG戦後にXで「町野は今季、ブンデスリーガ初挑戦で10ゴールを挙げている」と投稿し、同選手の成績を評価した上で、「キールは降格する可能性が高い。なので、他クラブが彼を獲得するだろう」と、今夏移籍が濃厚との見方を示している。
キールとの契約を2027年6月まで残している町野の去就を巡っては、フランスメディア『オンリーメルカート』が2025年1月、リーグアン所属トゥールーズからの関心を報道。推定移籍金を700万ユーロ(約11億5,000万円)と伝えていたが、同月での移籍は実現しなかった。
それでもブンデスリーガでの実績や、厳しいチーム状況を踏まえると、2024/25シーズン終了後の移籍は十分考えられる。本人がFIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバー入りを目指しているとみられるだけに、ステップアップ移籍を期待するサポーターは多いはずだ。