西郷真央、1打差の暫定2位…「ちょっと集中が切れていた」けどスコア伸ばす「新世紀世代」

2025年4月26日(土)12時35分 読売新聞

ティーショットを放つ西郷真央=帯津智昭撮影

 【ウッドランズ(米テキサス州)=帯津智昭】女子ゴルフの今季メジャー初戦、シェブロン選手権は25日、米テキサス州ウッドランズのクラブ・カールトンウッズ(パー72)で第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われたが、日没のため2日続けてサスペンデッドとなった。順位は暫定で、西郷真央が6バーディー、2ボギーでスコアを四つ伸ばして通算6アンダーとし、首位と1打差の2位に浮上した。

 竹田麗央、山下美夢有、岩井千怜、古江彩佳が1アンダーの32位で、渋野日向子、岩井明愛はイーブンパーの40位、畑岡奈紗は1オーバーの48位、吉田優利と勝みなみは2オーバーの64位となった。カットラインは2オーバーとなる見通しで、笹生優花と馬場咲希は6オーバーの109位となった。

 日本勢13人のうち、西村優菜だけがホールアウトできなかった。西村は17ホールを終えて、3オーバーとなっている。劉豔(中国)が7アンダーで単独首位に立った。

 米ツアー本格参戦2季目の西郷は午前8時前のスタートに向けて準備していたが、濃霧のために1時間半遅れとなり、「ちょっと集中が切れていた」。さらにコースは前夜に雷雨に見舞われ、「かなりぬかるんでいたので、ちょっと打ちにくさはあった」。こうしたマイナス要素がありながらも、この日はショットが安定しており、スコアを伸ばした。

 すでにメジャーで2勝している笹生優花と同じ2001年生まれの23歳で、「新世紀世代」とも呼ばれる実力者がそろう年代の一人だ。西郷は「このショットの安定感を残り2日間続けていきながら、パッティングをしっかり決めきれるようにしたい」と決勝ラウンドへの意気込みを語った。

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