【ソフトバンク】サヨナラ負けの小久保裕紀監督「宗山にやられた」欠場の今宮健太と周東佑京は「戻れるかも」
2025年4月27日(日)18時13分 スポーツ報知
選手交代を告げにベンチを出る小久保裕紀監督(カメラ・池内 雅彦)
◆パ・リーグ 楽天3×—2ソフトバンク(楽天モバイルパーク)
ソフトバンクは今季初のサヨナラ負けを喫した。3、4月は9勝13敗2分けで、2試合を残して13年以来となる負け越しが決定。小久保裕紀監督は「宗山にやられた感じ。ビッグルーキーだね」と相手のドラフト1位に脱帽した。
11回無死一塁から左翼線二塁打でつながれて厳しい状況に追い込まれ、守備でも好プレー連発で同点を阻まれた。1点を追う7回に先頭の緒方の内野安打になりそうなゴロを前進し、難しいバウンドで処理。2死三塁でも川瀬の同じような打球をさばかれ「ベンチからの指示もあると思うけど、ポジショニングもかなり前にいて、あそこでないとアウトにならない。相手の方が上でしたね」と認めた。
6回から10回まではリリーフ陣が無失点。不振の山川が12試合ぶりのマルチ安打と2四球で4度出塁した。指揮官は「強引にならず、四球も取れていた。きょうみたいなのを続けていけば、上がっていくと思う」と期待。周東が23日の死球の影響で3試合連続、今宮もコンディション不良で2試合連続で欠場したが、29日からの本拠地での6連戦に向け「佑京(周東)と健太(今宮)も戻れるかもしれない。ホームで仕切り直しましょう」と前を向いた。