【高校野球】東洋大姫路の最速147キロ右腕・木下鷹大、7安打1失点13奪三振で完投
2025年4月27日(日)5時0分 スポーツ報知
先発した東洋大姫路の木下鷹大
◆春季兵庫県大会 ▽2回戦 東洋大姫路4—1三木(26日・ウインク)
今春センバツで2回戦敗退の東洋大姫路が、県大会初戦を突破した。最速147キロ右腕の木下鷹大(3年)が7安打1失点、13奪三振で完投。「真っすぐが高めに浮くことがあった。次は低め、低めで変化球を使いつつやっていきたい」と、反省を忘れなかった。
プロ注目右腕・阪下漣が、センバツ中に判明した右肘じん帯損傷、末永晃大(ともに3年)がコンディション不良のため今大会はベンチ外。甲子園後の初戦で打線が5回まで1安打と苦しむ中で粘投した。壱岐(長崎)とのセンバツ1回戦では、1回2失点で降板した阪下に代わって8回無失点と好投。U—18日本代表候補にも選ばれた。「阪下以外、つけたことがない(背番号)1。阪下のように絶対に抑えて、決勝まで行きたい」と熱を込めた。
阪下はノースローで保存療法に努め、体力強化や下半身のトレーニングに励む。岡田龍生監督(63)は「リハビリは順調に来ている。6月になって(投げられるか)どうか」と、夏の兵庫大会での復帰を期待した。(瀬川 楓花)