ドジャースに激震 先発グラスノーが「右肩違和感」で2登板連続緊急降板のアクシデント…投手陣故障者続出
2025年4月28日(月)5時47分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—パイレーツ(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースのタイラー・グラスノー投手(31)が、1回2安打2失点で緊急降板した。球団は降板理由を「右肩違和感」と発表した。
昨季開幕投手も務めたローテの柱の1人でもあるグラスノーは、初回に2死走者なしから2者連続本塁打を被弾。それでも1回裏にドジャース打線は、先頭の大谷翔平投手(30)が四球を選んで出塁するとつながって、フリーマンの右前への2点適時打などで4点を奪って逆転した。
グラスノーは2回のマウンドに上がって数球の投球練習をしたところで異変を訴えると、ロバーツ監督がマウンドに向かって状態を確認。緊急降板となった。2番手でマウンドに上がったカスペリアスはブルペンで全く準備をしていなかった。前回登板の20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦でも5回途中3安打無失点ながら、右足のけいれんのため緊急降板。2登板連続での緊急降板になった。
グラスノーは昨季までも度重なる故障に悩まされ続けてきた。昨季は右肘を痛めて9月以降は登板なし。9勝を挙げながらポストシーズンでの登板はなかった。メジャーリーグでも屈指のポテンシャルを持ちながら、16年のメジャーデビュー以降1度も規定投球回に到達したことがない。
ドジャースの先発ローテ陣ではスネルがすでに左肩の炎症で負傷者リスト(IL)入り。救援でもトライネンらが離脱。12人の投手がIL入りしており、苦しい台所事情となっている。