前田健太が中８日で救援登板 今季２度目の無失点で防御率９・００…制球苦しむも試合締めくくる
2025年4月28日（月）5時17分 スポーツ報知
◆米大リーグ タイガース７—０オリオールズ（２７日、米ミシガン州デトロイト＝コメリカパーク）
タイガース・前田健太投手（３７）が２７日（日本時間２８日）、本拠地・オリオールズ戦で７点リードの９回から３番手で登板し、１回無安打無失点で抑えて試合を締めくくった。今季６試合目の登板で無失点は２度目。０勝０敗で防御率は９・００となった。
先頭のマウントキャッスルには、１ストライクから４球連続ボールで四球。続くウリアスの打席でスプリットを引っかけて暴投となり、無死二塁となったが遊ゴロに打ち取った。１死二塁でサンチェスには死球。１死一、二塁でカールソンは一ゴロ、２死二、三塁でカースタッドから空振り三振を奪って試合を締めくくった。１７球を投げてストライクは８球と制球に苦しんだが踏ん張った。
前田は１８日（同１９日）の本拠地・ロイヤルズ戦で６点リードの９回に登板したが、１死走者なしから連打に打撃妨害と四球もあって１アウトしか奪うことが出来ずに、２安打１四球２失点（自責１）で降板。その後は登板がなく、中８日でのマウンドだった。
今季は、オープン戦で先発ローテ入りを争う立場だったが、つかみ取ることが出来ずにメジャー１０年目にして初めて救援として開幕を迎えた。だが、開幕後もなかなか調子が上向かずにこの日の試合開始前の時点で５登板中、４試合で失点を喫し、防御率１０・５０と苦しいマウンドが続いていた。
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