横浜M Cロナ擁するアルナスルに完敗 MF喜田主将「本当に一から出直さないと」
2025年4月28日(月)2時30分 スポーツニッポン
◇ACLE準々決勝 横浜M1−4アルナスル(2025年4月26日 ジッダ)
2試合が行われ、横浜Mはアルナスル(サウジアラビア)に1—4で完敗し集中開催に突入した8強で姿を消した。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)を筆頭とする豪華布陣に4失点し、攻撃陣はMF渡辺皓太(26)の1得点のみと沈黙。昨季準優勝に終わった雪辱を期した戦いはあえなく終わった。
横浜Mはタレント軍団に圧倒された。序盤こそ耐えたが、前半27分、DFデンが自陣ペナルティーエリア内で痛恨のクリアミス。こぼれ球をコロンビア代表FWデュランに拾われ、先制を許した。その後はセネガル代表FWマネ、C・ロナウド、再びデュランにネットを揺らされ4連続失点。DF松原は「ミスが続いて、相手の個の能力はそういうところを見逃してくれない」と悔しがった。
反撃は途中出場した渡辺皓の1得点のみ。FWロペスが好機で決定力を欠くなど、リーグ戦で23年ぶり単独最下位に沈むチームを象徴するかのような試合となった。昨年のACL準優勝を糧にクラブ初のアジア制覇を狙うも8強止まり。主将のMF喜田は「本当に一から出直さないと。僕にできることは全てやる」と現実を受け止めた。