横浜M ACLE準々決勝敗退...豪華タレント擁するアルナスルに完敗 Cロナウド&マネらそろい踏み弾
2025年4月27日(日)6時23分 スポーツニッポン
◇ACLE準々決勝 横浜M1ー4アルナスル(2025年4月26日 サウジアラビア・ジッダ)
横浜F・マリノスは26日、サウジアラビアで行われたアジア・チャンピオンズ・リーグ・エリート(ACLE)準々決勝でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)率いるアルナスル(サウジアラビア)と激突。豪華メンバー擁する相手に苦戦し1ー4と完敗。アジア制覇の夢を打ち砕かれ、昨年準優勝の悔しさを晴らすことができなかった。
準優勝した前身のACLに続き2季連続の8強入りを決めた横浜Mだが18日、リーグ戦では低迷が続いた影響もありホーランド監督を電撃解任。キスノーボHCが暫定的に指揮を執り、悲願のアジア制覇を目指す“大一番”を迎えた。
試合はC・ロナウドを筆頭にコロンビア代表FWデュラン、セネガル代表FWマネ、クロアチア代表MFブロゾビッチ、ポルトガル代表MFオタービオら豪華タレント陣がそろって先発出場した相手に苦戦。
相手の猛攻に耐える展開となると前半27分、自陣右サイドからのクロスをDFデンが痛恨のクリアミス。ボールがポストを直撃すると、そのこぼれ球をFWデュランに決められ失点。同31分にはカウンターからFWマネに豪快な左足シュートでネットを揺らされると、同38分にも失点。MFブロゾビッチのシュートが味方に当たって変化し、GKパクが防ぐもクリアしきれず。これをC・ロナウドに右足ダイレクトボレーで押し込まれ3失点。前半を0ー3で終えた。
後半4分にもFWデュランにこの日2点目を決められるも、同8分に意地の一撃。ゴール前での見事な崩しから途中出場のMF渡辺皓太が右足で流し込み、1ー4とした。しかし、同28分に渡辺が2枚目のイエローカードを受け退場。そのまま敗れ、準々決勝敗退が決まった。
一方、注目のC・ロナウドはキャプテンマークを巻いて後半22分までプレー。トップと1点差に迫る今大会8点目や、マネの得点の起点となるポストプレーなど40歳になっても存在感は健在。ピッチを去る際には会場から大きな拍手が送られた。