柔道・ウルフ・アロン、現役最後の個人戦で初戦突破 前日は“プチ・ハプニング”告白…全日本選手権
2025年4月29日(火)10時54分 スポーツ報知
1回戦 相手を攻めるウルフ・アロン(カメラ・岡野 将大)
◆柔道 全日本選手権(29日・日本武道館)
体重無差別で行われ、2019年大会の覇者で男子100キロ級21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)は、1回戦で東北地区代表の阿部拓馬(山形県警)に大外刈りで一本勝ちした。
ウルフは28日の前日会見で「確認したところ、登録体重が96キロになっておりまして、ちょっとその体重には全く落とせないというか、僕も知らなかったので…。96キロでないというのを、この場を借りてちょっと訂正させていただきたいと思います」と“プチ・ハプニング”を告白。現在の体重は「120キロぐらいとさせていただきます」とし、「やり残しのないように最後まで戦い切りたいと思います。楽しむ気持ちよりは、本当に最後に全てをぶつけて戦っていきたいと思っています」と気合を入れていたが、まずは初戦を突破した。